ピロリ菌対策

はなまるマーケットのとくまるでは、「ピロリ菌対策」が特集されました。

ピロリ菌と胃がん

日本人のピロリ菌感染者は、約6,000万人(人口の約半数)もいるとされています。
ピロリ菌は慢性胃炎、胃潰瘍、がんの原因になることが分かっています。
がんの中でも胃がんは、日本人に一番多いがん。
日本人のピロリ菌感染率と胃がんの発生率が高いことは、とても密に関係していると考えられます。

ただし、胃がんは早期発見できれば完全に治療可能な病気。
ピロリ菌を調べることが胃がんの早期発見に繋がるのです。


ピロリ菌とは

ピロリ菌が発見されたのは、1980年代。
発見したのはオーストラリアの医師であるロビン・ウォーレンとバリー・マーシャル。

それまでは胃の中に細菌は存在しない、と考えられていました。
その理由には、胃酸は酸性がとても強い、ということが挙げられます。
しかし、ピロリ菌は胃酸の影響を受けにくい胃粘膜に生息していたのです。

ピロリ菌は胃の中で毒素を出して、慢性胃炎や胃潰瘍の原因になることが分かっています。
また、最近では胃がんの最も大きな原因ということも分かってきました。
様々な研究データから、ピロリ菌に感染していなければほぼ胃がんはできない、というデータも出ています。


ピロリ菌の検査方法

ピロリ菌の検査には内視鏡を使う検査、使わない検査の2種類があります。

内視鏡を使う検査は、以下のような手順で行います。

1.事前の食事制限
2.のどに麻酔薬を塗ったり、胃の中を見やすくする薬を飲む
3.胃に内視鏡を入れ、細胞を採取する
4.細胞にピロリ菌がいるかを確認する


内視鏡を使ずに、呼気採取バッグを使用する検査は、以下のような手順で行います。

1.事前の食事制限
2.検査用の尿素を服用(ピロリ菌の好物)
3.吐いた息の炭酸ガスを調べる


この他にも、採血をする「血清抗体測定法」という検査法があります。
食事制限はありません。


除菌法

ピロリ菌の除菌は、主に薬を服用するだけです。
3種類の薬を朝と夜の2回、1週間続けて飲みます。

除菌に成功すると、ピロリ菌の数はゼロになりますが、1回の治療で成功する確率は約80パーセント。
残りの20パーセントは、抗生物質に対して免疫のある耐性菌。
耐性菌に対しては、違う抗生物質で除菌治療を行えば、ほぼ90パーセント以上の確率で成功します。

また、薬の副作用で軽い下痢などを起こす場合があります。
副作用は治療が終われば治まります。


萎縮性胃炎

萎縮性胃炎とは、ピロリ菌の感染によって起こる胃粘膜が薄くなる病気です。
症状が進行すると、ピロリ菌も住めない環境になるため、ピロリ菌検査では陰性という結果が出ます。
こうなってしまうと、胃がんのリスクが高くなってしまいます。

そのため、萎縮性胃炎の検査ではペプシノゲン検査が行われます。
採血のみで行われて、一般の消化器内科や胃腸科などで受けることが可能。
ピロリ菌の抗体検査と一緒に行えるので、気になる方はぜひ受けておきましょう。
posted by はなまるマーケットのダイエット! at 17:23 | 健康・病気




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